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シナリオ大賞 最後の仕事 ネタバレ

今日は北大路欣也さんが主役をつとめる

『最後の仕事』というドラマのあらすじをまとめ、ネタバレしてみようかと思います。

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これは2014年の1月12日の深夜に放送された連続ドラマなんですが

北大路欣也さんが引退した元・殺し屋を熱演しています。

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疾患で老人ホームに住む下嶋栄治(北大路欣也)は優しい看護士の沙織(木南晴夏)や他のスタッフの下

明るくではあるがひっそりと暮らしていた。

そこに自らが殺し屋だったときに殺したハズの「兄貴」と読んでいた菊池(勝野洋)が

『看護士の沙織は医者の川西(萩原聖人)と密通繋りにあり

川西の家庭でそれがバレそうになっているから、川西は沙織の殺害企てを計画ている。

だからそれを妨害してほしい』と頼まれます。

下嶋栄治にとって殺し屋の最後の仕事が幕開けます。

……というものなんですが、フィニッシュの方では、医者の川西から

「下嶋栄治は脳腫瘍で幻を見ている。だから密通繋りも偽り」

という通知が入り、主人公も視聴者も何が事実で偽りなのかが、

よくわからなくなります。

こういう何が事実で偽りなのかわからないで終えるホラーな芝居がありますが

この芝居はそれとは違います。

今まで下嶋栄治演ずる北大路欣也さんのナレーションだったのが

フィニッシュの方で下嶋栄治の婦人の加代(原田美枝子)のナレーションに切り替わりました(運転している場面ぐらい)から

この演出から、北大路欣也さんが観ている世界とは別の事柄と、視聴者が捉らえる事が出来るんじゃないかなと推し計ることができます。

だから下嶋栄治は脳腫瘍で余命三ヶ月は事実で、婦人の記憶がないと医者に言われてました。

しかしトップの方で家政婦として下嶋栄治の幻の中にいたので、全く婦人の記憶がないわけではなく

現にフィニッシュに婦人に花をプレゼントしていました。

殺し屋だの…と婉曲的な幻を観ていましたが、下嶋栄治にとってのフィニッシュの仕事は婦人への感謝なのかもしれません。


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